注文はゆっくりと
腹八分目という言葉もありますし、注文も8割程度に抑えるぐらいの気持ちで 食べたいものをオーダーするようにしましょう。 その後足りないものを追加注文すれば、頼み過ぎによる食べ過ぎの 居酒屋太りのパターンを回避することもできます。 満腹になった後も注文したものが届いたらついつい食べてしまうものですので、 ちょっと少なめに注文して満腹になった後もどんどんオーダーした品が 届くような状況を避けるのです。 まずはサラダや枝豆、冷ややっこなどサッパリした野菜類を中心に、 自分好みのメニューを用意しておき、揚げ物など脂っこいのは2品くらいに 留めます。 刺身など魚料理に強い居酒屋も多いので、焼き物や煮付けで自分好みの メニューを用意しておくのも重宝します。 魚料理は肉料理に比べて味付けも薄いため、素材以外の部分で見ても 低カロリーなメニューが多いのです。 それに魚の油は良質で血液をサラサラにする効果もあるのです。
ついでに野菜も
居酒屋で野菜だけを食べるのが苦しいなら、メインの料理とセットで食べる 方法もあります。 野菜から食べると血糖値の上がり方が遅くなり、肥満ホルモンともいわれる インスリンの分泌を抑えられるので、最近は最初に野菜を食べるダイエット法が 人気になっています。 しかし自宅での食事ならともかく、居酒屋でビールを飲みながら野菜サラダを 食べるだけでは物足りません。 居酒屋でも野菜メニューは増えてきたとはいえ、野菜だけをつまみにして 飲むのに限界を感じる人もいるでしょう。 そんな時は野菜も一緒に食べる、という気持ちに切り替えるのです。 例えば唐揚げを食べたら必ず野菜も食べる、といった具合です。 ダイエットのためとはいえ無理をしすぎるのも辛いですし、 せっかくの居酒屋が楽しくなくなってはもったいありません。 少しくらいは食べたいものを食べ、その間にちょくちょく野菜を食べることで お腹がいっぱいになり、結果的にカロリーオーバーを防ぐ効果もあります。
締めに食べたくなったら
お酒を飲んだ後にはラーメンが食べたくなりますが、もちろん高カロリーすぎて 締めのラーメンはあまり身体にいいものではありません。 最後に何か食べたいな、というときにはお茶漬けや雑炊、冷やしうどんなどの さっぱりしたものがおすすめです。 その中でも1人で食べるものではなく、みんなで取り分けられるものの方が 食べすぎることもありませんので良いでしょう。 また居酒屋に行く前に軽く小腹を満たしておくのも手でしょう。 おにぎり1個食べておくだけでも、さっき食べてきたしという記憶が食欲の 暴走を防いでくれます。 そして締めのあとに、お酒も食事も楽しんだ上にスイーツまで頼んでしまうのも我慢しましょう。 スイーツはお酒が飲めない人の特権と考え、飲んで食べた人はお茶やコーヒー でも飲んでそれ以上のデザートは控えるべきです。 そして食べ物以外でもお酒の種類でカロリーは違います。 ビール以外に飲むならワインや焼酎など甘みの少ないお酒がカロリーが少なく、 カクテルや梅酒は甘い分だけ高カロリーなので要注意です。 せっかくの居酒屋なのにあれもこれもダメ、では楽しくありませんが、 欲望のままに食べて太ってしまうのもやっぱり避けたいものです。 ちょっとした心がけや食べ方を変えるだけでもメタボ予防になりますので、 気が付いた部分からでも改善していってみてはどうでしょうか。